【Vol.19】帯締めの話
江戸末期に太鼓橋ができ、芸者衆がお太鼓結びをする様になり丸ぐけという綿を布で包んだ紐から、糸で組んだ帯締めが出回るようになります。
組紐は刀の下緒や木箱の紐として組まれていました。
明治時代に刀を持つことを禁止する廃刀令が実施され、組紐職人が帯を支える事と装飾も競って帯締めが広く使われる様になりました。
↑ 市松模様を組んでいる途中
丸台や高台、角台や綾竹台などの組台を用いて組まれたさまざまな組み方の帯締めを楽しむ事ができます。
↑ 丸台で組まれている 藤岡組紐店、藤岡潤全さん
コーディネートの締めくくりとして大切な役割を担っています。
帯締め一本で雰囲気がガラッと変わりますよね!
私のYouTubeでも小物使いとして沢山ご紹介しております。
今回の催事では私の大好きな藤岡組紐店さんの実演で4代目 藤岡潤全さんにお越し頂きました。
YouTubeに2人で出ておりますのでぜひご覧下さ~い🤗