【Vol.20】 和装バッグのルーツはなぁに
ずーっと昔 女性が、生まれた土地から遠くへ行く手段は “徒歩“ しかなく お伊勢参りなどの特別な行事以外は同じところで暮らしました。
そのため、バックは不要で懐や袖、帯の中に必要なものを入れていました。
そんな時代にあるのは 天然の竹か いぐさ、麻や絹などの素材でした。
今の様に時間に追われる事もないため 手作業で作った籠が重宝したと思われます。
前回のYouTube「きもの せっちゃんねる」では、私の籠コレクションをご紹介しております。
京都に行くたび 籠や珍しい更紗を見に行っていたのが「ちんぎれや」さんです。
ほとんどが茶籠 (外でお茶を点てる時に茶道具を入れた籠) だった物です。
編み方、形に手作業ならではの味が出ていて つい手に入れたくなっちゃうんです❗️
そんな籠の世界や更紗のお話までしております。
民藝 (※注釈1) の世界も大好きで、武相荘 (参考.1) や日本民藝館(参考.2)もよく行っておりました。
お着物で行くところとして、とてもおすすめで〜す🤗
次回は帯留めについて書いてみますので また読んでいただけたら嬉しいです❣️
注釈1 民藝 wikipediaより引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/民芸運動
「 民芸運動(民藝運動、みんげいうんどう)とは、1926年(大正15年)、「日本民藝美術館設立趣意書」の発刊により開始された、日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動。21世紀の現在でも活動が続けられている。「民芸」とは、民衆的工芸の意[1]。」
参考1 武相荘 https://buaiso.com
参考2 日本民藝館 https://mingeikan.or.jp