<VOL.10 刺繍帯展のお知らせ>
夏の終わりにさしかかり急に寒さが増し、雨続きの毎日ですがテレビでパラリンピックで選手の方々が頑張っている姿を見て66才の私もコロナに負けないように勇気づけられております!10月くらいには色々な所にお洒落してお出かけできるような日々になる事を祈ってスタッフと共に奮闘の毎日です。
私個人は、コマーシャルの撮影(年末ぐらいに放送予定)や家庭画報の撮影(秋頃よりこれまた素敵な方の新しい連載のお手伝い)などの外部のお仕事や、いらしていただいたお客様や YouTubeを見て下さる皆様にアイディアをご提供できるのかを楽しみながら考えております。
今回の YouTube「きもの せっちゃんねる」は私が大好きな刺繍帯をセレクトしてそちらの御説明をしております。最近は、刺繍をベトナムやインドでお願いすることが多いそうです。それで異国情緒漂うモダンな柄が多いことにうなずなげます。昭和初期の刺繍は季節を写したものがおおく、その日その時季にしか締められないものも多いです。(私が心惹かれるのはそこですが)そんなに何本も持てないかもと思う方もたくさんいらっしゃると思います。
9月9日(木)〜13日(月)まで、石田セレクトの「刺繍帯展」を開催致します。
期間中店頭に並ぶお品物は幾何学模様の刺繍帯が多くなっておりますので夏以外、季節を問わずにお召し頂けます。お色や刺繍ならではの浮き出る模様で楽しんで頂ければ嬉しいです。
また、期間中は私のコレクションの刺繍帯も展示致しております。そして!皆様からのあつい声にお応えするべく!その中から何本かリーズナブルな価格でお求め頂けるようにご用意も致しました。感染対策をしっかりし、皆様のお越しをおまち致しております。
○豆知識○
昔の女性は手を動かすことが日常でした。その中には刺繍をすることもあったと思います。電車などの交通手段もなく多くの女性は産まれた時点から歩けるところで生活されていたと思います。ですので、持ち歩くバックというものはなく懐、袖、帯の間に必要なものを入れていました。今は遠くにも行けるので大きなバックやある程度のキチッとした着付が必要になりました。
昔の生活に思いを馳せる事も楽しいですよ❣️