【Vol.12】もうすぐ秋”羽織りものの季節ですね!
急に秋風を感じる今日この頃。
石田節子呉服店も秋にピッタリな反物や帯が沢山集まりました! しかし9月は、裏を付けて着る羽織はちょっと暑い💦でもお出かけには何か羽織りたい季節。そんな中ですので薄羽織向きの反物のご用意もございます。10月も暑さの残る日はまだまだ羽織れそうです。夏羽織はとても薄い素材から透け感がそこまでない物まであります。どれを選ぶか迷っちゃいますよね。 そんな時こそ石田やスタッフにご相談下さい!
※絹芭蕉の絞りの羽織に絹縮の単衣の着物
お客様の日々の暮らしや使い安さを考えて一緒にお選び致します! 羽織りに欠かせない羽織紐も沢山揃えております♪
※現在販売中の紋紗の反物と羽織紐
今回のYouTube「きものせっちゃんねる」では羽織り物のおしゃれを取り入れた3点コーデをご提案しております。ぜひご覧いただけたら嬉しいです❣️
※石田の羽織紐コレクション
○せっちゃんの豆知識○
羽織の長さは特に決まっていません。昭和初期までは一反使っていたのでかなり長い羽織が普通でした。戦後に羽尺(※注)という種類ができ、お尻が隠れるくらいの長さに仕立てた黒の無地や黒の絵羽織が流行って私の小学校の入学式(昭和30年代)にはお母様達の黒羽織姿が印象に残っています。現在は羽尺の反物が少なくなり、私のお店では着物用の反物を使用してその方にあった長さでお仕立てしております。外を歩く時は着物や帯の汚れ防止にもなりますし、長めに作っておかれたら後姿の風情も素敵に見えて一挙両得ですね!
※注釈:羽尺 はじゃく 羽織尺の略称で、一枚の羽織をとりうる用尺のある織物の総称です。 一般には幅 九寸五分(約36センチメートル)、長さ 二丈七尺内外(約10.2メートル)を一反としている。 しかし最近では、茶羽織や中羽織があり丈が短いので、用尺は7~8メートルのものも一反としている。
※ YouTubeでも好評だった千鳥の絵羽織